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天然ガスの一般的特徴 |

(1) 安定した都市ガスの供給
天然ガスは世界に広く分布し、埋蔵量が豊富であり長期にわたって安定して都市ガスをお届けすることができます。
(2) クリーンなエネルギー
天然ガスは、メタンを主成分としたガスで、硫黄分、その他の不純物を含まないため、燃やしてもSOx(硫黄酸化物)やススを発生せず、また地球を温暖化するといわれるCO2の排出量も石油より約30%少ない、クリーンなエネルギーです。
(3) 高い安全性
天然ガスは、空気より軽く、液体燃料のように地上に滞留せず、上方に拡散しガス事故の防止、軽減につながります。燃焼下限界(燃焼することのできる空気中の燃焼濃度の下限)が、他燃料に比較して高い(約4.5%)こと、自然発火温度も高いことから他燃料と比較して安全性が高いエネルギーです。また、天然ガスにはCO等の毒性物質が含まれていませんので、ガス中毒の心配はありません。
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■13A都市ガスの組成例 |
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■天然ガスと他の燃料との性質の比較 |
成分 |
13A都市ガス 総発熱量
45MJ/m3
(10,750kcal/m3) |
メタン (CH4) |
89.60% |
エタン (C2H6) |
5.62% |
プロパン(C3H8) |
3.43% |
ブタン (C4H10) |
1.35% |
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比重
(空気=1.00) |
空気中での
可燃濃度
範囲 |
天然ガス |
0.65 |
4.4~14.3% |
プロパン |
1.548 |
2.4~9.5% |
ブタン |
1.986 |
1.8~8.4% |
ガソリン |
3.4 |
1.0~7.6% |
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■SOx・NOx・CO2排出量の比較 |

(注)単位発熱量あたりの排出量を石炭を100とした場合の割合
(出所)IEA:Natural Gas Prospects to 2010,1986.他
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天然ガスの供給 |

■天然ガスと他の燃料との性質の比較 |
LNGの輸入量は、ガス産出国(アラスカ、ブルネイ、アブダビ、インドネシア、マレーシア、オーストラリア等)の供給者と長期輸入契約を結んで導入しているため、供給が安定しており、年々着実に増えています。
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インドネシア |
マレーシア |
オーストラリア |
ブルネイ |
カタール |
アブダビ |
アラスカ |
オマーン |
合計 |
輸入量 |
1,819 |
1,096 |
733 |
601 |
600 |
430 |
130 |
66 |
5,475 |
依存度 |
33.2% |
20.0% |
13.4% |
11.0% |
11.0% |
7.9% |
2.4% |
1.2% |
100% |
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■お届けする都市ガスの種類 |
種類 |
発熱量 |
比重 |
組成例 |
13A |
45MJ/m3(10,750kcal/m3) |
0.638 |
CH4 89.60%
炭化水素等 |
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■天然ガスはこのようにお届けされています。 |
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